2009.9.4 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 9日目
朝、朝食を食べて出発した。 さすがに山の上なのか肌寒い。 しかも雨が降っていた。
高速を避けたせいか、本当に何もない田舎道を走ることになった。 地図上では国道になっているものの、車もほとんど通っていない。 日本人でこの道を走ったのは一体何人目だろうか。 それくらい周りには何もなかった。 しかし景色はのどかでとてもきれいだった。
途中、お昼ご飯を食べるために小さな村にたどり着いた。 なんだか人気のない不思議な村だった。
車はたくさんあるが、歩いている人を見かけない。 たまたまレストランを見つけ、入ると、たくさん人がいたが、いたるところから視線を感じた。
それは、あまりいい意味での視線ではなかった。 見渡すと席は全員白人だけだった。 少し緊張しながら食事を取り、レストランを後にした。
どこまでも続く田舎道。 ひまわり畑がとてもきれいだった。
夕方、Châteauroux (シャトルー)という比較的大きな街に着いた。
たまたま見つけたホテルに入ると、もともと巡礼者の宿で、とても歴史のある宿らしく、今回の旅、最後の宿はここにすることにした。
夜はかなり冷え込んだ。 まだ9月だというのに、東京の11月ぐらいの肌寒さである。
Châteauroux (シャトルー) 泊