2009.8.31 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 5日目

朝、ホテルのバーでコーヒーを飲み、出発した。

またどこまでも続く乾いた地が広がっていた。 このあたりはカスティリャレオン州と呼ばれ、スペインの1/5を占め、スペイン最大の自治州だそうである。 スペインの内陸部に位置し、寒暖の差が極めて激しく、冬は-15度まで下がることもあるそうである。

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途中、いくつかの街に通りかかったが、建物がとても面白い。

ぼろぼろになった古い家もあれば、近代的な家が整然と並んでいる地区もある。 しかしながら新しい建物でも土地や景観にマッチした色が使われており、不思議と違和感がない。

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途中、バーによって、昼食をとった。 ハムのサンドイッチがとても美味しかった。

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そして夕方、とうとうサンティエゴ・デ・コンポステーラにたどり着いた。

巡礼者にとっての最終目的地。 自分たちにとっては折り返し地点である。

またインフォメーションに行って、ホテルの探してもらった。 サンティエゴ・デ・コンポステーラ教会からもすぐ近くのホテル、部屋はエレベータなしの5階で屋根裏部屋ような部屋だった。

ホテルに荷物を置き、早速街を歩いた。 街の中心部は路地にお店がひしめき合っていた。 狭い路地を抜けると、噴水が見え、さらに歩き続けると、ロマネスク様式の大きな教会が現れた。

サンティエゴ・デ・コンポステーラ。 かつて十二使徒の聖ヤコブが埋葬されているとされている教会で、中世から多くの巡礼者がここを訪れている。

非常に大きな教会で、中に入ると多くの人が祈りをささげており、中央には巨大な香炉が吊り下げられていた。

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その後、中世の時代の巡礼者の苦労に思いをはせながら街を歩き、途中、簡単に夕食を済まし、部屋へと戻った。

明日からは一転、パリを目指す旅が始まる。