2009.8.18 イギリスの旅(ロンドン)
今日から約一週間、イギリスでの旅が始まる。
今日の朝、バスでビクトリア駅に着いた。 予定よりも2時間ほど早く到着し、駅でしらばく休み、予約してあったホテルへと向かった。
そこはビクトリア駅からすぐ近くの韓国人が経営しているゲストハウスだった。
到着するととてもきれいな建物で、内装もとてもおしゃれだった。
今日はロンドンに住んでいる友達と約束があり、待ち合わせ場所である、Westminster へと向かった。
その友達と約1年半ぶりぐらいに会ったが、とても元気そうだった。
少し雑談した後、ビックベンをはじめ、いろいろなところを案内してもらって、一日でロンドンのかなりの数の主要観光スポットを見て回った。 中心にはあまりこないと言っていたが、とても詳しくて、もうこっちの生活にも完全に慣れているような感じだった。
たぶん自分がパリで同じように観光案内してほしいと言われても難しいかもしれない。。
ロンドンには大英博物館や、ナショナルギャラリーなど世界的に有名な美術館、博物館がたくさんあって、ありがたいことに、そのほとんどが無料で入れるのである。
今日は大英博物館に行ってきた。 エジプトから、ギリシャ、インド、中国など、各国の遺跡が陳列してあった。
なぜこれがここにあるのかを考えると少し複雑な気持ちもあるが、見所いっぱいの博物館だった。
一通り見終わった後、上の階にあるカフェで休憩した。 スコーンを注文してしばらく待つと、出来立てのスコーンがでてきた。 こちらのスコーンは必ずクリームとジャムをつけて食べるそうである。 試してみると、とてもスコーンとマッチしていてとても美味しかった。
ロンドンは新しいものと古いものが混在してて、東京に似ている印象を受けた。
古い街並みを残し、かたくなに守り続けるパリ市とは明らかに異なる。
しかしながらいたるところにロンドンらしさを感じる。 特に赤い二階建てのバス、とても高級感のあるタクシーが印象的だった。
一通り主要な観光スポットを回った後、今夜見るミュージカルを探しに行った。
ラスベガスと同じで、当日のチケットを、格安で販売しているお店がたくさんあるのである。
しかし、やはり有名なミュージカルほど、値引きがなく、高い。
それでも、なんとか一番見たかった「オペラ座の怪人」の比較的安いチケットを手に入れることができた。
建物の中に入ると、素晴らしい壮観な眺めだった。 まるでオペラハウスのようである。
友達はあまりよくない席だと言っていたが、自分にとっては舞台もちゃんと見えるし、観客も見渡せるし、とてもいい席のように思えた。
ミュージカルも本当に素晴らしかった。 ミュージカル自体、観るのは今回が初めてだったが、表現豊かで、友達の親切な解説もあり、だいたい理解することができた。
特に恐怖と悲しみを駆り立てるパイプオルガンの音楽が印象的だった。
最後にはスタンディングオペレーションで拍手を送り、まるでも夢でも見ているかのようの優雅で感動的な時間を過ごすことができた。
友達のおかげで最高の初日を過ごすことができた。
その後、ホテルに帰り、 バスでもほとんど寝ていなかったせいか、すぐに寝てしまった。
本当に長い長い、しかしとても充実した一日だった。